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お知らせ

第44回中央委員会

【埼玉土建本部】

機関紙「埼玉土建」

暴走政治を許さず 運動を本格的な流れに

「賃金・単価引き上げの運動」「安倍暴走政治を許さない地域からのたたかい」をすすめ、組織実増を勝ち取る運動を中心とする「春の大運動」の成功と、定期大会に向けた討議をすすめていくため、「第四十四回中央委員会」が二月一日さいたま市・コルソで開催され、各支部から三百十三人が参加しました。

午前十時三十分、川口支部の千葉副支部長と深谷寄居支部の斉藤書記長を議長に選出して始まりました。
冒頭、鈴木委員長は、主催者を代表してのあいさつの中で「安倍自公政権は、国民大収奪、大企業優遇、そして日本を戦争する国に作り変えようという暴走政治を進めようとしている。私たちは、地域と連帯をしながら、この悪政を払いのけていくために全力で奮闘していきたい。また、建設技術者が減少する中で、設計労務単価の大幅引き上げという、賃金・単価引き上げへの道を開く運動を、私たちはつくり上げてきた。この春は、このたたかいを本格的な運動にしていく時に来ている。そのためにも、組織実増を必ず勝ちとり、このたたかいの勝利にむけて奮闘していこう」と訴えました。
続けて「大会に向けて決定する事項」「当面のたたかい~二〇一四建設春闘の発展をめざし」「二〇一四年度の運動の基調(重点)案」「災害時における総合共済給付に関わる規定の改定」「二〇一四年度財政方針(案)について」「国保組合二〇一三年度決算見込みと二〇一四年度事業計画案」などについてそれぞれ提案されました。
討論では「公共工事設計労務単価引き上げに対する取り組み」(朝志和支部)「次世代の結集に向けた取り組みと次世代層の仲間の奮闘について」(ふじみ野支部)「地域総行動を通じて仲間の要求実現や地域のと協力・共同の取り組みを深める運動について」(新座支部)「竜巻被害を乗り越え、班を単位にした運動で年間拡大を達成した取り組み」(越谷支部)「仲間の要求実現に向けて、建設産業で『多数派』をつくる運動について」(川口支部)「公契約条例制定に向けた運動の経過と現状について」(草加支部)「選挙を通じて要求を前進させる運動と、事業所対策の取り組みについて」(八潮支部)など、各支部から多彩な実践の様子が報告されました。
建設アスベスト訴訟埼玉原告団の高松団長から「最初の提訴からこの間、原告団をはじめ多くのアスベストによる被害者が亡くなっています。裁判しなくても補償が受けられるよう、基金をつくることが必要です。長いたたかいになっていますが、ご協力を引き続きよろしくお願いします」と訴えがありました。
最後に斉藤書記長が討論のまとめをおこない、提案を参加者の拍手で確認し、終了しました。

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