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お知らせ

第43回中央委員会

【埼玉土建本部】

機関紙「埼玉土建」

討論で方針を深め

仲間から活発に発言も

「産業民主化をめざすたたかい」「地域共闘を通じて新しい国づくり」をすすめ、年間拡大目標の達成で組織の年度末実増に向けた取り組みを中心とする「春の大運動」の成功と、定期大会に向けた討議をすすめていくため、「第四十三回中央委員会」が二月一日さいたま市・コルソで開催され、三百九人が参加しました。

「春の大運動」成功に向けて全員で方針を確認し合う

中央委員会

午前十時三十分、三郷支部の小峰さんと新座支部の岸書記長を議長に選出して始まりました。
冒頭、鈴木委員長は、主催者を代表してのあいさつの中で「どんなに厳しい情勢でも団結して闘い、私達の要求を切り開く体験をしてきたのがこの間の運動。今年の夏は参議院選挙があり、二・二〇地域総行動をはじめ、春の大運動で建設春闘を大きく成功させ、新たな情勢を作り出し、政治の本質を転換させる『国民こそ主人公の誰もが幸せになる社会』の実現めざす、そうした情勢を作り上げる中央委員会にすることを心からお願いします」と訴えました。
続けて「大会に向けて決定する事項」「当面のたたかい~春の大運動の発展をめざし」「二〇一三年度の運動の基調(重点)案」「団体生命組織加入をめぐる課題について」「二〇一三年度財政方針(案)について」「二〇一三年度国保組合の事業計画案」などについてそれぞれ提案されました。
討論では「年間拡大の特徴、実増の展望を切り開くことができた」(八潮)「労働者供給事業で従事した仲間の経験」(深谷寄居)「支部がすすめてきた公契約条例制定運動の経験」(川越)「会計処理センターの活用をいち早くすすめ、事業所対策を前進させ、年度末実増に向けての取り組み」(秩父)「事業者対策と年間拡大達成に向けて」各支部から多彩な実践の様子が報告されました。また、「男性にも前立腺ガン健診などがあると安心できると思う。健康診断の補助項目を増やしてほしい」(川口)「団体生命の制度改正について、この安くて、手厚い補償のある制度のおかげで組合員は非常に助かっている。今後も制度の維持・発展のためには更なる努力が必要」と要望が出されました。
建設アスベスト訴訟原告団の高松団長から「昨年十二月五日、東京地裁判決が下され『一部国の責任を認める』という内容でしたが、原告の半分は対象として認められないうえ、メーカー責任も問わないというものでした。国の責任も二次的なものとされており、情け容赦のない判決です。命あるうちの解決をめざして、仲間のみなさんにも賛同議員を広める運動などのご協力を、引き続きよろしくお願いします」と高裁勝利へ向け訴えがありました。
最後に斉藤書記長が討論のまとめをおこない、提案を参加者の拍手で確認し、終了しました。

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