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お知らせ

労動安全衛生大会

【埼玉土建本部】

機関紙「埼玉土建」

安全規則の順守を

建設業は死亡事故数が最多

大手ゼネコン現場での仲間の重大事故、それも死亡事故が多発しています。埼玉土建は一月十八日、二十五支部から四十四人が参加して「労働安全衛生大会」を開催しました(会場は埼玉土建本部会館)。

労働安全大会

アスベスト労災認定の運動強化も必要と

はじめに、埼玉労働局労働基準部健康安全化安全専門官の渡辺靖夫さんから「重大事故の現状と啓蒙活動」について講演がありました。渡辺さんは、二〇〇九年に改正された足場等にかかわる労働安全衛生規則について、具体的な例を挙げながら、注意事項について説明をしました。最近では、東松山で起こった足場倒壊による事故で幼児がなくなった事件では、これらの規則が守られずに足場が作られたものであったことが後にわかり、会社社長と作業に携わった二人が書類送検されたということでした。業種別にみると、建設業は労災事故数では三位ですが、死亡事故数では一位になり、事故が起これば重要な事件となることがわかりました。

支部でも安全衛生大会の開催を

午後は、DVDを視聴。「労災保険の機能と役割」「高年齢者の安全対策」を学びました。また、アスベストの認定闘争について、毎月一回、芝病院で行われている埼玉土建デーをきっかけに二次受診、労災認定がすすんでいることが報告されました。
最後に、才田副委員長が「埼玉土建は、他組合と比べて、死亡事故が多い。安全衛生の活動は非常に重要です。また、アスベスト認定もまだまだ不十分であり、この運動の強化も必要。支部で安全衛生大会を開催できるように取り組んでもらいたい」と、あいさつを閉会となりました。

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