本日10月6日、埼玉県議会の総務県民生活委員会の傍聴に参加しました。313団体から賛同を得た「インボイス制度の中止を求める請願」が審議され賛成０で否決されました。10月1日から始まったインボイス制度はすべての事業者の負担になり、我々消費者にとっても物価高騰や小売店の廃業により様々な影響が想定されます。

そんなインボイス制度の中止を求める請願に誰一人として議員は賛同を示さず、インボイス制度導入を肯定する意見が出されました。自民党の松澤正議員は「インボイス制度は適正な課税に必要」との意見を述べたほか、民主フォーラムの野本怜子議員は「多くの事業者はインボイス制度に対応しつつあり、免税事業者に対しては緩和策が設けられているので円滑な導入に賛成」と述べました。また、無所属県民会議の岡村ゆり子議員は「経過措置が設けられ影響は分散されている。制度の周知もされている」と主張。野本議員、岡村議員は制度の悪影響についても触れていましたがインボイス制度を中止する必要はないとの立場を明確化に示していたことが印象的でした。今回に限らず我々の想いを議会で主張してくれる議員は誰なのか、しっかりと見極めて選挙に行くことが大事だと改めて思い知らされた一日でした。

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