線状降水帯(せんじょうこうすいたい)とは、日本周辺で集中豪雨発生時に気象レーダー画像や解析雨量分布によくみられる線状の降水域を指す用語だ。次々に発生する発達した雨雲が線状に列をなして連なり、組織化して数時間から数十時間にわたってほぼ同じ場所にかかり続け、局所的に強い雨を持続的に降らせることにより、結果として土砂災害や低地での内水氾濫、河川からの外水氾濫などの甚大な災害をしばしば引き起こす現象および原因の一つとされる。
8月13日から14日にかけて発生した千葉県の集中豪雨は、「令和8年8月千葉豪雨」と命名され、今も甚大な被害が報告されている。私たちの仲間である千葉土建の組合員さんも、多くの人が被災されていると聞く。特に自動車が浸水して、そのまま放置してあるニュースは何回も目にした。放置車両は2500台という。命をまもる選択をした結果だ。「車両保険掛けてるのかな・・・」と人ごとのように思ったが、いつ自分の地域がそうなるかわからないと自分を戒める。

さらに現在も、石川・富山で記録的な豪雨で被害が出ているとの報道がされている。やはり地球温暖化の影響が、災害となって表れているように感じる。
20年ほど前は30度を超えたら「熱い!」と騒ぎ、35度を超える日は数えるほどしかなかったと記憶している。今はどうか。40度を超える日が続出し、「酷暑日」と命名され、35度超えは日常となっている。体温より気温が高い日が何日も続くなんて思いもしなかった。でも人類には適応能力もあって、自然と暑さに慣れてきている気もする。温暖化が続けば、人類は、より暑さに強くなっていくのだろうか。

昨今「空調服」が話題となっている。外現場で働く人はもちろん、最近では普段着としても採用されているらしい。初めて見たときは「動きづらそう」とか「これは普及しないのでは」と思ったが、今や無いと「仕事にならない」まである。技術が進めば、空調だけでなく、「集中豪雨のときにはライフジャケットにもなる」機能も備えるようになるかもしれない。

考えると、「災害」と「技術の進歩」は追いかけっこのような感じがする。しかし、想定を大きく超える災害が、いつ起こってもおかしくない。災害は大きな爪痕を残す。そこを技術の進歩で乗り越えることができるかどうかの鬩ぎあいだ。想定を超える大きな災害を起こさないために、世界が一致団結して、温暖化対策をしていく必要がある。一致団結できるかが大きなキーポイントだ。いまだに戦争はなくならない。平和を願う人々の想い、地球を愛する人々の想い、それぞれの多くの想いが、どうか届きますように。
