2027年度概算要求「強く豊かな日本」投資枠ってナニ?

高市政権が2027年度概算要求に新設した「強く豊かな日本」投資枠に、各府省庁が上げた要求総額は金額が示されたものだけで14兆2千億円になったとの新聞報道を見た。

そもそも「概算要求」ってナニ?

概算要求とは、各府省庁が翌年度に必要な経費の見積もりを財務省へ提出することで、平たく言えば「●●をやるので●●円の予算をつけてくださいね」ということ。

出された要求を財務省が精査し、削減や調整をおこなう(財務省の予算査定)。

財務省の査定を経てまとめられた予算編成の基本方針や、関連する税制改革大綱(根本となる方針や大まかな筋道)が原案として作成される。

その原案をもとに政府が閣議決定して政府予算案が決定され、通常国会に提出される。

2027年度の概算要求総額は、過去最大の143兆656億円だったと財務省が発表した。

2026年度の政府予算案は122兆3092億円だったので、現時点で20兆7564億円(16.97%)も予算規模が膨らんだことになる。

その中に新設された「強く豊かな日本」投資枠が14兆2千億円が含まれる。

強く豊かな日本にするための「投資枠」と名付けられた予算の中身は、経済成長にむけた「勝ち筋」が明確になっていることを予算付けの条件にしているらしい。

勝ち筋とは、勝負や事業において「その通りに実行すれば、相手が回避できず勝利が確定する一連の道筋・手順」のことを言うらしいので、「ここに投資しておけば、経済成長は間違いない!」という見立てということになるのだろうが、そんな100%の勝ち試合なんてあるのだろうか?

そもそも20兆円を超える予算を組むための収入は確保できるのか?

「弱者を痛めつける社会保障削減路線を続ける一方で、大企業には空前のバラマキ」と日本共産党の「しんぶん赤旗」は報じている(2026年9月27日・日刊紙12面)。

大企業の収益が増加したって私たち国民の暮らしは「よくなった」という実感がない。

この政治の流れ……どうしたもんじゃろのぉ~~!