
NPT(核兵器不拡散条約)再検討会議をご存じでしょうか。
この会議は、約190か国が参加し、5年ごとに開催される国際会議です。核兵器を増やさないこと(不拡散)、減らしていくこと(軍縮)、原子力の平和的利用という3つの柱が守られているかを確認し、今後の進め方を協議します。
日本は1976年に条約を批准し、核兵器を持たない国(非核兵器国)として参加しています。再検討会議では、核兵器廃絶を訴える立場にあります。
一方で、日本はアメリカ合衆国の「核の傘」に依存して安全保障を維持しており、現実的な安全保障も重視しています。そのため日本は、「核兵器の廃絶を目指しつつ、段階的な軍縮を進めるべきだ」とする“橋渡し役”の立場をとっています。
現在、イランとアメリカ合衆国の関係は緊張が続いており、核兵器使用への懸念も指摘されています。日本はイランとも友好関係を持つ国として、戦争の回避と緊張緩和に向けた役割を果たすことが求められています。
こうした中、私たち埼玉土建一般労働組合は、戦争も核兵器もない平和な社会の実現をめざし、学習や署名活動を通じて平和の大切さを広げていくことが重要です。働く者のいのちと暮らしを守る立場から、核兵器廃絶の世論を高めていく必要があります。
2026年4月27日から5月22日までニューヨークで開催されるNPT再検討会議において、日本が核兵器のない世界の実現に向けて積極的な役割を果たすよう、現場から声を上げていくことが重要です。
