お知らせ
自民、公明、維新による病床削減推進
【埼玉土建本部】
つぶやき
5月29日の実務者協議において、自民、公明、維新3党が医療費削減、圧縮の為に病床数を11万床削減し、1兆円の医療費を削減することを改めて合意したとの報道がありました。病床数は15年に125万床だったものが23年に119万床と6万床減らされてきましたが、ここからさらに11万床を削減しようと言うのです。
病床数1床削減をした医療機関に400万もの給付金を出すという「病床数適正化支援事業」に申請が殺到していると言います。もともと1件200万円だったものを24年度補正予算で自公政権が200万増額したという異常ぶりです。病院の6割は赤字と言われています。苦境を乗り切るためやむなく病床削減しこの給付を受ける。そうすると病院利用者も減り、さらに採算が取れなくなる悪循環という流れになってしまうのではないかと心配になります。
そんな給付金を出してまで、日本の医療受け入れ体制を後退させるのは正しい道ではないと思います。ただでさえ医療機関にかかりたくてもかかれない人がいるのに、病床を削減し医療難民を増やしていくのか。再びコロナのようなパンデミックが起きた際の事をちゃんと考えていないのだろうなと思います。
軍事費ばかりではなく、医療、社会保障費にしっかりと予算を使ってほしいと思います。「公約は守らない」と平気で話しをしたり、消費税減税するには1年かかる(※実際は1年もかからないと言われています。)と苦し紛れの言い訳を言って嘘をついた石破首相をはじめ、個人的に自公政権にはうんざりしています。失われた30年を作ったのはまさに自公政権です。
7月の参議院選挙は皆さん忘れずに、必ず投票へ行きましょう。そして投票前には各政党の政策や、訴えてきたこと、実績などを簡単にでもいいので確認しましょう。無関心でいられても無関係でいられないのが政治です。国民や国の未来を考えず、自分の利益や保身ばかりを考える議員が本当に多いように思います。放っておくと取り返しがつかなくなります。みんなの力で日本を取り戻しましょう。