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今日のテーマは「担い手確保の取り組み」【埼玉土建のIt’s Union Time】

【埼玉土建本部】

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今日のテーマは「担い手確保の取り組み」です。

建設産業は「3K」と呼ばれて、若い人から敬遠される産業となっています。
建設業で働く人は685万人をピークに減少を続け、現在は およそ482万人という状況です。
このままでは、道路や橋といった生活インフラの維持すらできなくなるという危機感から、国は公共工事の積算に用いる金額を政策的に引き上げ、そこで働く労働者の賃金アップを目指していますが、思うように現場で働く仲間の賃金や請負単価の上昇には結びついていないのが現状です。
また、一般住宅の新築や修繕作業などに従事する、いわゆる町場で働く労働者ですが、こちらは賃金や請負単価の問題もありますが、エンドユーザーから直接仕事を請け負うという必要から、仕事をどう確保するかが課題となり、かなり人手不足におちいっています。

担い手を確保していくため、組合として工事を受注する大手ゼネコン会社との懇談や交渉を積み重ねています。
町場では、毎年、全県200か所以上で「住宅デー」という「イベント」をおこない、包丁とぎやまな板削りといった活動に加え、住宅相談などをおこなうことで、町の「ちょっとした」仕事の受け皿になっています。
さらに地域の「危険個所チェック」を定期的におこない、それを自治体に報告することで、仲間の仕事につながったりもしています。
こうした私たちの運動で恒常的な仕事をつくり出すことによって、後継者づくりにつながっていくと考えています。

東京土建や神奈川土建、千葉土建といった兄弟組合とも力を合わせ、運動を進めていますが、残念ながら仲間の賃金や単価は横ばいというのが実態で、町場の仕事おこしも十分な成果を勝ち取れていません。こうした運動を前進させるには「数」が必要です。建設産業を未来ある産業にするために、多くの仲間に組合に加入していただきたいと思います。またその運動を支える事務局員も不足しています。今日のラジオを聞いて、ぜひ埼玉土建で働きたいという方がいましたら、お電話お待ちしております。

埼玉土建のパンフレットはこちらから請求できます。

 

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