お知らせ
株主ではなく労働者の給与を守れ
【埼玉土建本部】
つぶやき
株主の利益を最大化することだけを至上命令とする大企業の行動原理が、長期的な経済発展や国民生活の向上を大きく損なっているとの記事がありました。人件費を下げ、経費削減することによって、投資家の評価が上がります。株価つり上げを狙い、経営が黒字であっても人員削減をおこなう「黒字リストラ」が広がっているのだそうです。株主優先の経営は、本来賃金に回すべき利益まで株価つり上げのための自社株買いにあててしまうため、大企業は大きな利益を上げながら、労働者の給与は全くあがらないという内容です。
企業がどこを見て経営をしているのかが分かるような記事となっていました。労働者の賃金、待遇は二の次で、一番は株主への配当をどれだけ増やせるかばかり考えてしまっているのです。利益を上げるために懸命に努力した社員が報われない。現場で頑張った人の利益、賃金が株主に負けるような事があってはおかしいのではないかと思います。本当はゆとりがあって賃金引き上げを実行することが出来るのにやらないという企業も多いと思います。立場の弱い労働者がたたかうためには、仲間を集めて労働組合を組織し、団結してたたかうしかありません。労働組合を組織し声を上げたことで賃上げができたというケースもあります(例えば飲食チェーン店かつやなど)。今こそ労働組合の力を発揮させるときです!








