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【送検事例】茨城労働局 踏み抜き防止措置を講じず、高さ7メートル下の床面に墜落、頭部や顔面等に負傷

【埼玉土建本部】

つぶやき

【送検事例】

水戸労働基準監督署は、電気通信工事業を営むA社と同社の現場責任者を、安衛法違反容疑で書類送検した。

【事件概要】

同署によると東茨城郡で2024年11月6日、ストレートおよびFRP製の波板で葺かれた屋根の上で、責任者が作業員Xに屋根上の配線ルートの確認作業を行わせていたところ、XがFRP製の波板で葺かれた明り取り用の屋根を踏み抜き、高さ7m下のコンクリート床面へ墜落し、頭部、顔面等の複数箇所を負傷する労働災害が発生した。

安衛法令では事業者に対して、ストレート、木毛板等の材料で葺かれた屋根の上で作業を行う場合、踏み抜きによる危険を防止するため、幅が30㎝以上の歩み板を設ける、防網を張ること等を求めている。

 本現場ではこのような踏み抜き防止措置が講じられていなかった疑いがある。【労働基準2025.11】

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