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【送検事例】奥能登豪雨の復旧作業において、屋根上での死亡災害が発生

【埼玉土建本部】

つぶやき

【石川労働局】

穴水労働基準監督署は、鳳珠郡内で建設工事業を営むA社と同社代表取締役を、安衛法違反容疑で書類送検した。

【事件の概要】

同署によると鳳珠郡内で2024年9月、奥能登豪雨による土砂崩れで通行できなくなった道路の緊急啓開作業の一環として、民家の屋根上の倒木の撤去作業が行われていた。倒木を撤去するためにA社の作業員が屋根上で枝を払っていた際、転倒して滑り落ちそうになり、それを止めるため咄嗟にドラグ・ショベルのアームが操作されたところ、このショベルでつり上げていた倒木が作業員に激突して死亡する労働災害が発生した。

安衛法令では高さが2m以上の作業床の端などで囲い等を設けることが著しく困難な場合、労働者に安全帯を使用させる等の措置を講じるよう事業者に求めている。しかし代表取締役は災害発生当時、被災者に安全帯を使用させていなかった疑いがある。         【引用 労働基準2025.5】

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