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【埼玉土建本部】

つぶやき(賃金労働)

【昇降設備がなく足場を脚立で昇降、作業員が転落死】

五所川原労働基準監督署は、西津軽郡で木造家屋建築工事業を営む個人事業主を、安衛法違反容疑で書類送検した。

【事件の概要】

同署によると西津軽郡内の車庫改修工事現場で2025年3月、個人事業主に雇用されていた作業員が現場に組まれた足場の1段目(高さ1.5m以上)で作業をしていた際、足場板から降りようとしたところ地面に墜落し死亡する労働災害が発生した。

安衛法令では事業者に対して、高さまたは深さが1.5mを超える箇所で作業を行う場合は、作業に従事する労働者が安全に昇降するための設備等を設けるよう求めている。本現場の足場には昇降設備が設けられておらず、被災者は固定されていない脚立で足場へ昇降していたという。これにより、個人事業主は昇降設備を設けていなかった疑いがある。

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