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【送検事例】丸のこ盤の反発予防措置を設けなかった疑いで代表取締役を送検
【埼玉土建本部】
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【送検事例・秋田労働局】
大曲労働基準監督署は、大仙市で木製品製造業を営むA社と同社代表取締役を、安衛法違反の疑いで書類送検した。
【事件の概要】
同署によると大仙市内のA社工場で2024年7月、作業員2人が木材加工用丸のこ盤を使用し、木材を送る側と受け取る側に分かれて木材を縦に切断する作業を行っていたところ、木材が反発して飛来し、木材を送る側の作業員に追突して死亡する労働災害が発生した。
安衛法令では、丸のこ盤に割刃その他の反発予防措置を設けることを事業者に課している。しかし、代表取締役は、そうした措置を設けていない丸のこ盤を作業員らに使用させた疑いがある。
【労働基準 2025.7】