「世界一危険な基地」という言葉でネット検索してみた。
最上位に表示されたのが防衛省のホームページ内にある「普天間飛行場代替施設について」というページだ。
普天間飛行場が検索結果として表示されるとは思っていたのだが、防衛省のホームページが最上位というのは意外であった。
そこでは「沖縄県宜野湾市に所在する普天間飛行場は、市街地に位置し、住宅や学校で囲まれ、これを利用する航空機が市街地上空を飛行するため、世界で最も危険な飛行場と言われています。」と説明されている。
その世界一危険な基地の閉鎖・返還は、本日8月27日に告示された沖縄県知事選挙の大きな争点だ。
過去最多の6人が立候補したそうだが、「事実上は現職の玉城デニー氏と自民、維新、国民、参政、保守、公明県本部推薦の推薦を受けている古謝げんた氏の一騎打ち」というのが下馬評だ。
2人の候補者による「世界一危険な基地」に対する考え方を見るとそれぞれのホームページ上に次の通り記載があった。
玉城デニー氏「普天間飛行場の早期運用停止・閉鎖・撤去を政府に強く求める」「辺野古新基地建設反対の県民の民意を守り抜く」
古謝げんた氏「普天間飛行場の危険性除去のため、既に工事が進んでいる辺野古移設を容認し、普天間飛行場を含む嘉手納より南の米軍基地の返還・跡地利用を着実に進めます」
と微妙に主張が違っている。
防衛省のホームページでも「普天間飛行場は、過去の事件や普天間飛行場内での航空機墜落事故などを契機に、沖縄の皆様の強い要請も踏まえ、沖縄県内(名護市辺野古)に代替施設を建設した上で、全面返還することが決まりました」とあるが、どうやらアメリカは「(3000メートル級の)長い滑走路が新設する辺野古基地にはつくれないので、新基地ができても普天間基地は返せない」と言っているらしい。このことについて日本政府に正してみても「われわれとアメリカ側との協定に齟齬はない」という答弁に終始するだけらしい。齟齬(そご)とは「意見や認識の食い違い」のことで、日本政府は「食い違いはない」というが、指摘されている「長い滑走路(那覇空港のことか?)をアメリカに使わせなければ普天間基地は返さない」というアメリカ側の文書の存在を「そんなことはありません」と否定もしない。
「沖縄県民の多くが反対」している辺野古の代替基地建設、それができたとしてもアメリカは「普天間基地は返さない」と言っている。それでも政府・与党とその補完勢力は「普天間基地による危険を除去するための一番の近道は辺野古基地建設容認」だと言う。
私は「確かに一番の近道」かもしれないが「いつたどり着けるのかわからない」し、「どんな追加注文をのまされるのか分からない」から「選択すべき道ではない」と強く思う!
沖縄県民の判断はいかに。
投票日の9月13日(日)まで、暑い沖縄で、熱いたたかいが繰り広げられる。
がんばれ!玉城デニー! 沖縄を再びさせないために!


