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【送検事例】スレート踏み抜きで措置を講じなかった疑いで送検
【埼玉土建本部】
つぶやき
小田原労働基準監督署は、埼玉県北葛飾郡内で建築工事業を営むA社を安衛法違反容疑で書類送検した。
事件の概要
同署によると小田原市内の倉庫の改修工事で2023年11月、作業員が塗装作業のため地上から高さ約8mのスレートで葺かれた屋根上を歩いていたところ、屋根板を踏み抜いて地上へ墜落し死亡する労働災害が発生した。
安衛法令では事業者へ、スレート等の材料で葺かれた屋根上で作業を行う場合、踏み抜きによる危険防止のために幅30cm以上の歩み板を設けることなどを求めている。しかし、A社は災害発生時にそうした措置を講じていなかった疑いがある。
2024,12号 労働基準抜粋
年明け今月6日には、東京都港区芝浦のビルの建設現場(浜松町駅付近)でも、建設従事者が地上部分から、深さおよそ10mの地下3階部分まで転落した事故がありました。
建設業は、一歩間違えれば死亡事故につながります。特に墜落・転落は労災事故の第一位となっています。
指差呼称を徹底し、労災事故が無いようにお気を付けください。