お知らせ
80年前の苦い過去を二度と繰り返さない~笑いごとではありませぬ!~
【埼玉土建本部】
つぶやき
防衛関連予算は2025年度で9兆9千億円にまで膨れ上がっている。国内総生産(GDP)比で1.8%とのこと。
1976年以来おおむねGDPの1%以内とされてきたが、政府は2023年度から2027年度の5年間でGDP比2%をめざすと決定し、財源の確保がままならないまま防衛関連予算を激増させている。
ヨーロッパの北大西洋条約機構(NATO)加盟国が国防費をGDP比2%と基準を定めているからだというが、そんなことで軍事費だけ激増なんてやめてほしい。
昨今の物価高騰の中、消費税減税が大きな国民要求となっている。
消費税1%で2兆円というから、軍事費削れば消費税減税なんて簡単にできるのでは。
いま取り組まれている参議院選挙でも「排外主義」を主張する政党や、戦前の日本への回帰をめざす政党が「なんとなく支持率が上がっている」ことが気にかかる。
先日のイランの核施設へのイスラエルの攻撃をイスラエル国民の70%が支持したという。現在の日本で他国との戦争を支持する人は極めて少ないと思いたいが、国家権力や諸政党は本気で戦争する準備を勢いづけようとしている。
気が付いた時には同調圧力が強まりもの言えぬ世の中になってしまったりして。そうなったら「笑いごとではありませぬ!」ですね。
戦時中の日本で国威高揚のために「お笑い」も自由を奪われ戦争に協力させられた「苦い過去」があり、そうした時代の噺家たちの思いを描く劇団前進座の最新演目が「笑いごとではありませぬ!」です。
埼玉土建では多くの仲間に戦争や昨今の大軍拡政策について考えてもらいたいと、独自の観劇会に取り組みます。前進座の全国巡演も2025年9月にスタートします。多くの人がこのお芝居を見てくれたらいいなぁ(つぶやき)。