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お知らせ

建設アスベスト訴訟

アスベスト訴訟


第二陣原告が提訴

東京・横浜で同時に行われ

五月十五日、命のあるうちの全面解決にむけて、第一陣の原告三百八人に続き、第二陣原告百六十人(横浜四十五人を含む)が東京・横浜地裁へ提訴を行いました。
提訴に先駆けて東京地裁前で行われた集会では、建設アスベスト統一本部の人見本部長から「アスベストによる被害者は増える一方だ。一日も早い解決にむけてがんばっていきたい」と述べました。第二陣の原告からの訴えで、埼玉土建の足立勝正さん(熊谷)は「私は左官工として五十二年間、仕事をしてきた。アスベストがこんなに恐ろしいものだとは、全く聞かされなかった。もう二度と私たちのような思いをさせないでほしい。私の体を返してほしい。国や企業は責任を取ってもらいたい。裁判所は私たち原告の声に耳を傾けてほしい。いつまでこんなことを繰り返さなければならないのか。私たちは第一陣の仲間、全国でたたかう仲間、支援してくれる仲間と共に、必ず勝利するために頑張り抜く」と、思いを述べました。統一弁護団の小野寺弁護士は「今日は、横浜地裁でも同時に提訴が行われている。弁護団も、法廷内外の闘いをすすめる決意だ」と語りました。
集会後、原告団・弁護団は東京地裁に訴状を提出しました。

 

早期解決めざす全国決起集会

五月十五日午後一時半から、建設アスベスト訴訟の早期解決をめざす全国決起集会が、日比谷公園野外音楽堂で行われました(参加者約三千人、埼玉土建から五百人以上の参加)。
集会議長の埼玉土建才田副委員長は「五月十五日は六年前に東京と横浜で提訴したのと同じ日付です。六年間を引き継いでさらに大きな規模で闘いを起こそうという決意を固める集会にしましょう」とあいさつを行いました。首都圏建設アスベスト訴訟統一本部、全建総連のあいさつがありました。
つづいて小野寺弁護団長は「アスベストの被害がいかに深刻で広がっているのか。次々に被害者が現れ闘いを引き継ぐものであることを示していきます」「加害者の国や建材メーカーがいまだに謝罪も補償もしていない事は許されない」「二陣の提訴で強力な布陣ができた、全面解決に至るまで闘いを大きく前進させる決意で臨んでいます」と弁護団の姿勢を語りました。
社民党・福島みずほ議員、日本共産党・吉良良子議員、自民党・佐田玄一郎議員、民主党・近藤昭一議員より、被害者の状況を理解し「政治の力で救済をめざす」と連帯のあいさつを受けました。
二陣の原告代表からは「昭和三十五年ころにアスベストの危険性が分かった時に国とメーカーがきちんと使用注意をしてくれていれば何の問題もなかった。今頃は楽しい日々を送っていたと思います」「アスベスト肺の診断を受けて毎日、体の中の地雷が爆発するかもしれないと不安です」と発言がありました。
「二陣提訴という新たな闘いの火ぶたを切って落とした。百六十人の新たな仲間が戦列に加わった。勝利するまで全力で闘い抜くこと決意する」と集会決議を確認しました。
集会後、霞門から農林水産省、桜田通りを行進しアピールしました。

建設アスベスト訴訟原告団総会

「私には残された時間が少ない・・・皆さんの力で解決してもらいたい」「夫は体をむしばんだ理由も確定しないまま命を落としました」「解剖したらアスベストが出てきました」アスベスト訴訟原告の方の声です。
四月二十七日、埼玉土建会館で埼玉土建アスベスト訴訟原告団総会・二陣訴訟結成総会が行われました。
参加者は原告三十八人(一陣訴訟二十二人、二陣訴訟十六人)組合役員、弁護団、医師、本部支部書記局の合計八十二人が参加しました。
総会は午前十時に開会し組合代表の鈴木委員長より激励のことばがありました。
原告団長の高松孝平さんから「前回の判決で国の責任を認めています。しかし企業の責任追及が不十分で一人親方の仲間の救済がされていません。全員が救済されるまで団結して頑張りましょう」とあいさつがありました。
つづいて高木弁護士より裁判闘争の説明と弁護団の紹介がありました。中山書記次長からは原告団と組合の対策委員の紹介がされました。
対策委員会責任者の才田副委員長から「アスベスト訴訟は、企業の利益を人間の健康や命に優先させた国や被告企業の姿勢を断罪する闘いです」と、現在の取り組みの到達と当面の取り組みについて報告がされました。
午後からは、原告団全員の紹介と発言があり、つづいて野本常執中執から会則の提案と確認がされ、原告団役員選出、泉南アスベスト訴訟の記録映画の上映を行いました。
「アスベスト訴訟勝利のために全力を尽くそう」と本部斉藤書記長のあいさつをうけ午後三時には閉会しました。

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